円流塾 代表理事 吹田朝子の対談インタビュー

Q:なぜ、この社団法人をたちあげたんですか?

yenstream yoko247247

1994年からご家庭のお金の相談をお受けしてきましたが、
「お金は自分の分として貯め込むものではない!」
「水や空気と同じように、もっと、世の中にお金を出して循環させていくことで、自分の人生もみんなの人生も豊かになっていくー」
ということをもっと伝えたいと思ったんです。

この長期のデフレは、将来への不安から人々がお金を貯めこむ行動にシフトしたことが原因の一つではないかと思うんですよね。
そもそもお金って・・・
この世の中で循環させてこそ価値を生み、意味を成すエネルギーの一つと思います。
そこを目先の金額や損得で物事を決めてしまうと、ほんとにキリがなく、あとで後悔する人を何人も見てきました。

それよりも、お金は、自分の信じる想いと感謝の気持ちを乗せて表現するエネルギーとして、毎日を謙虚に楽しく自然体で過ごしていける人は、本当に周囲の人とも助け合って、すてきな人生を送られていると思います。

そうした方たちの年齢を感じさせないキラキラした笑顔を見ると、お金の呪縛から一人でも多くの人が抜け出せたら、素晴らしい社会になると思えてなりません。”
そのためには、
「今までとは違う仕組みを作っていくしかない!」「今動かないと間に合わない!」「まさにお金とは美しいパートナーシップを築いていくもので、そのために仕組みをつくろう」
そう思ったんです。
しかも、「今のような経済と家計の関係は、節約や貯蓄を推奨してきたFPにも責任があるのではないか?」という責任や反省も感じています。

それもあって、一般社団法人 円流塾を立ち上げ、この同じ思いで動こうと思ってくださる専門家の方、そして、従業員やお客様の人生設計をサポートしようという企業様、団体様とのつながりを大切にしていこうと思っています。

 

Q:なるほど、今までやってこられたこととはどう違うんですか?
s-DSC_8586

そうですね。ファイナンシャルプランナー(以下、FP)として、お客様の人生設計を一緒に考えて、今までは、金融商品をマニアックにお客様の立場で分析して比較したり、お客様が金融機関にお電話するのをそばで見守ったり、大きな決断のときには、付き添ったりすることもありました。拝見した家計は3300件以上になり、その経験をいかして、セミナーや本の執筆や新聞の連載などの活動も行ってきました。
しかし、いろんな方とお話しをさせていただくにつれて、
「うちの年収でできるだろうか?」
という第一声が多く、お金を基準に物事を考えすぎていないかという疑問や
「もっと、自分のやりたい人生に向かって前進してほしい!」
と思う気持ちが強くなったんです。

もっと本質に迫って、本音でその方の人生をサポートできることが大事と。”
“でも、実際にご相談にいらっしゃる方は、勇気がある方で、まだまだほんの一握り。
中には、
「うちの家計を見せると、こんなんじゃダメだと叱られるんではないか、ダメ出しされるーと思ってたんですー」
と後で、苦笑いされる人もいらっしゃっるほど・・・

実際、ダメ出しするようなことはほとんどないんですけどね。FPなんてそんなに偉くないですよん(笑)。”
“そもそも「いい・悪い」「良い・ダメ」なんて誰が決めてるんでしょうか?
そんな一部の判断基準に振り回されるのではなく、本当にご本人が大事にすることにお金を使ったり、準備したりしてほしいと思っています。

ご本人が主役の人生なんですから!”
それにFPは、広く浅くで、全然オールマイティではないですよね!

まず、FPを先生と勘違いされてしてしまうような仕組みを払拭しようと思いました。
もっと身近なところから、一人一人の価値観に合わせて寄り添う存在がFPの在り方だと。
なので、「自分は先生」と思っているようなFPさんは、この円流塾にはいません(笑)。

そして、一人一人へのサポートを徹底的に追及するなら、その人の「究極の人生」の実現をお手伝いする!というポリシーを持ってFP個人としてではなく、専門分野をお持ちの専門の方ともっと強い連携をとって、調和を大切にしながらサービスをしていくことが大事だと思っています。

 

Q:円流ってどういう意味ですか?

s-DSC_8614

この命名はすっごく考えたんですよ(笑)。
「お金をきっかけとしながらも、お金に固執しないで、ご本人の人生のためにお金を上手に動かしてほしい、使って欲しい、回して欲しい!」という意味で、日本円の円、しかも丸い円という文字を選び、環流の流れると言う字をあてて「円流塾」としました。
これには、普段のお金の使い方としても、自分のエネルギーの意識としても、まず「自分から出す」という行為を大事にしたいという想いがあります。
つまり「出せば入る!」という法則なんです。
私自身、自分からお金を使って、しかも大切なことに「有難う」という気持ちを添えてお金を払うことを積み重ねていくことで、優先順位が明確になってメリハリのあるお金の動かし方がわかってきました。

そして、自分の役割を果たせるようにしっかりと働いたり、活動したり、意思決定したりすると、自然とお金は巡り巡って戻ってくる!ということも実感しています。
逆に、自分のところでお金の流れを止めてしまうと、閉塞感が高まってしまい、孤独で、人生を楽しめなくなってしまうと思います。
まるで、自然の中でも、お水を溜めると腐ってしまうように、お金もため込むのではなく、ちゃんと流れてこの世の中に循環させていくことで、清らかで、しかも共生して助けあっていける人生を私たちはみんなで全うできるのではないかと信じています。

 

Q:なぜ「究極の人生の実現を」ーとかかげたんですか?

s-DSC_8589

実は10年くらい前に読んだ本「究極の贈りもの」~すべての人に伝えたい巨いなる心の遺産~(ジムストーバル著 グスコー出版)がずっと頭にあります。
その本は、大大大富豪が亡くなられ、遺産をめぐって起こる人間模様を題材に、お金では解決できないこともたくさんあることをしっかりと伝えた上で、自分の遺産を相続してもらいたいという前代未聞の遺産相続プロジェクトの話です。

まさに私の子ども達にも読ませて、一人でも多くの人にお金の呪縛から解き放たれて、自分本来の人生にむけてお金や資産を大事に活用して欲しいと思い、私たちの文化や価値観にあわせた日本バージョンを作り上げていきたいと考えています。
そのためには、私達にとって、「究極の人生ってどんな人生?」ということをどんどん追及していくことが大事です。
私自身は、「自分を信じ、感謝とともにお金を回し、楽しく生き生きと幸せを共有できる人生」と表現しています。簡単に言うと、ズバリ「すべてのことに有難うと感謝して過ごせる人生」なんだと思います。
私たちの人生って、最初に命が授かったときには、もっと、シンプルに、周囲に有り難いと感謝しているだけだったと思います。それが、いい○○でないとーなど、いろいろと条件がついてしまって、心から満足して有り難いと思えることが減ってきてしまったと思います。感謝の気持なしに、上へ上へと追い求めても、空回りすることが多いでしょう。
私たちも日常がうまく回っているなと思っているときは、周囲の人への感謝の気持ちに溢れていますよね。
逆にうまく回っていないときは、不平不満などが増えてきてしまっていると思います。”
スポーツなど成果が一目瞭然のケースでも同じと思います。頑張っても頑張っても成果が出ないときは、意外と周囲の人への感謝の気持ちが足りなくて、不平不満が多かったりしますが、どんどん自己新記録など成果が出て順調な人の口からは、周囲の方への感謝の気持ちからどんどん出てくると思いませんか?
お金の使い方も同じです。不平不満ばかり口にしながらお金を持っていても、自分本来の人生に近づくことは難しいと思うのです。

「究極の人生」は、表現は人によって異なりますが、円流塾のお金に対する哲学や考え方をもとに、皆さんが幸せを実感できるように切磋琢磨しながら共有していきたいと思っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る